バルセロナで開催されたIRB macrophage conference (2010.10.25-27)に参加

今回、スペイン バルセロナで開かれました『macrophage and inflammation conference』に行って来ました。

学会の名の通りマクロファージの話ばかりの学会で、特にM2マクロファージの内容がメインに話される予定でした。 現在、私もマクロファージに興味を持って研究を行っていることもあり、7月頃に審良先生からこの学会を推薦されて、参加させて頂きました。初めて単身で行く海外ということもあり緊張と不安な気持ちもありましたが、先生からこの学会のお話を頂いた際に、『一人で海外の学会に行って、様々な考えを持った研究者と知り合いになり、彼らが考えていることに直に触れる事も大切』と言われていたので、これも自分を成長させる機会だと思い、楽しみでもありました。

学会会場は、バルセロナの中心部に1700年代から建っている歴史的な病院が改装された建物で行われました。いざ発表が始まり、世界のトップクラスの研究者の現在考えている内容に触れて、非常に刺激的なデータ、あっと驚くような意外なデータを多々聞く事ができて、自分の知識の乏しさを改めて実感しました。しかし、自分のポスターの前には今までに無いくらいの人が集まってくれて、様々な質問を受けました。そんな中、M2マクロファージの研究における著名な先生方であるDr. Albert MantovaniやDr. Siamon Gordonらも私のポスターの前にいらしてくれて話をしました。今まで何度も何度も彼らの論文を読んでいたのですが、そんな尊敬するAlbert氏が、私の首からさがっているネームプレートを見るやいなや『jumonji boy! 』と言って笑顔で握手を求めてくれた事が嬉しかったです。

発表の合間の休憩時間にいすに座ってノートを纏めていると、今回論文が通った雑誌のeditorにも声をかけられ、その後一緒にお昼を食べて、今自分の興味を持っている研究について尋ねられたり、それ以外では日本の漫画の事や美味しい饂飩のお店の話をしたりして盛り上がりました。

非常に刺激的な5日間で、今まで学会は受身になって発表を聞いていることが多かったのですが、今回は特に自発的に参加できました。そして、この学会を通して同じ分野で研究を行っている仲間が世界中にできて、学会の参加を決めた当初に審良先生から戴いた言葉の大切さも実感できました。これからもこの貴重な知識、研究に対する物の考え方や人と人との繋がりを普段の研究に活かしていきたいと思います。

文章 佐藤荘



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